眩暈

鬼束ちひろ「the ultimate collection」を聴く。
ちょうど一年前に発売された作品のようですが
メインの洋楽ですら満足に新作を聴いていない私にとっては最新の邦楽。
「眩暈」という曲名の読み方がわからずネットで調べたりして。

NHKの「スキウタ」の上位100位に「月光」が入っていますが
紅白歌合戦の前番組では、このランキングに基づいて放送するとの事。
当日、「月光」が紹介されて
ベートーヴェン作曲「2つの幻想曲風ピアノソナタ」の第2番嬰ハ短調(Op.27-2)
が演奏されたらファン、怒るんだろうな。
TUBEにも同じタイトルの曲があるみたいだし。
優しい鬼束ファンは、これには怒るに怒れないかも．．．。

彼女自身いろいろあったようで
（ケガ、病気、レコード会社移籍、ストーカー被害）
未だ復活の兆しが無いようですが
是非、頑張って欲しいです。
ただ、略歴を調べていると一般的に知られた「鬼束ちひろ」と
実際の本人には大きなギャップがあるように感じられ
妙に不安になってしまうのは何故なんでしょうか。
嫌な予感とか、そういう類の感覚なんですが。
彼女の歌にもそういうものを感じるけど
それが彼女の魅力だとしたら
ある意味、凄い才能だ。